見上げれば空がある。(人生には、そらがいる)様から転載

アイアン手すり屋社長ないてゅ

2011年04月15日 10:26

仲良くして貰ってるブログの方に教えて貰ったブログの転記記事です。

福島在住の梨乃さんの~壁をうんしょ!と越えればいい~の記事です。


こんばんは。

本日、用事があって東京に行っておりました。

福島県浜通り→東京

‥今この状況で私が関東に行くことを不快に思われる方が大勢いらっしゃるのは承知しております。

原発に対する風評の独り歩きに対し、私は声を大にして言いたいです。

私たち福島県民の中で、スクリーニングにおいて異常な数値が出た方は一人もおりません。

小中学校の始業に当たり県内の校庭の放射線濃度が調査されましたが、いずれも支障なしとの結果が出ております。

よって、ここからは私の推測ですが、私たちの身体や洋服等から出ている放射線はごくごく僅かなものだと思うのです。

ましてや同じ福島県でも、会津地方は原発から優に100㎞以上離れています。

私は原発のある浜通りに住んでいますが、どうか原発から遠く離れた地域の方々まで『福島県』とくくらないでほしい。

今、距離関係なしに福島県というだけで避けられているのが現状です。

県境を越えてまもなく、「福島県民お断り」と貼り紙が出ている店を見かけました。

福島ナンバーの私は、飲食店、ガソリンスタンドにすら入れない所もありました。

まるでバイ菌のような扱いです。

福島原発は今まで関東地方に沢山の電力を供給してきたのですよ。

本当に酷なものです。

報道は都合の良いものばかりで、現実はそう甘いものではありません。

関東に避難している友人は、ホテルをたらい回しにされました。

元から埼玉に引越しが決まっていた友人は、今になって入居を断られました。

勿論良い面も沢山あるのはわかっています。

私たちのことを考えてくださっている方々が沢山いるのもわかっています。

しかし、こうなるとどうしても悪い面も見てしまいます。

仮に私たちから高い放射線量が計測されていて、それが他人にまで影響を及ぼすものなのだとしたら、そのような扱いをされても仕方がないと思います。

でも、違うんです。

ここを見てくださっているすべての方々にお願いです。

この事実を、沢山の方に伝えてほしい。

放射線に対する警戒は勿論必要だと思います。

目に見えない『放射線』という聞き慣れない言葉に敏感になってしまうお気持ちも解ります。

しかし同時に、正しい知識と、的確な判断が必要なのではないでしょうか。

私たち福島県民はバイ菌ではありません。

いち早く過剰な風評被害がなくなってくれればと思います。

梨乃

皆さん、この記事を読んで、どう思いましたか?
私は、悲しいですが「人間らしいな」って思っちゃいました。
情けないし、悲しいですが、この差別してる方達も同じ人間なんです。
困った人(弱い人)を助ける事が出来る人もいれば、自分さえ良ければ他人がどうなってもいいって思う人もいるんです。
でも、福島県民の人たちは悪ではないんです。
皆さん、もう一度助け合いましょう!
それが、日本の未来が明るくなる方法だと思います。
今こそ、頑張ろう日本です!


以上そらパパ様から転載の転載記事です。

丁度昨日、辛坊治朗様の講演を拝聴したのですが、その中で「情報は正しいけれど、真実ではない事もある」とおっしゃられていました。
例えば「賛成30%」という正しい数字が出ている。その裏で「反対70%」なのか「反対10%どちらでもない60%」なのかで大分違うわけで。
ここで正しい判断をするのは個人のスキルだと思うのですが、でもそれを通り越して人としてどう生きるかも、考えてみたいものですね。