秋葉の大鳥居と花火と。浜北、楽しみました♪

アイアン手すり屋社長ないてゅ

2024年08月23日 20:00

そういえば浜北区ではないんですよね

先日、とある会で僕ら
オルケスタDE美ら海
演奏する機会をいただきはまきたプラザホテルさんへ。
行く道沿いに、これが見えたので寄っていきました。

通称「二の鳥居」。何のというとこれが
秋葉神社
なんですね。
以下のような昔ばなしがあります。

秋葉の大鳥居
 「斯う度々火事があったのでは、これはどうにもならぬ。何としたものか」
 今から百五十年も昔、文政二年(一八一九年)のことである。
 今の浜北市小松の庄屋、金子惣ハは頻々とした火災の発生に、頭をなやましていた。そして村人達にいろいろと相談した。
 すると村人の一人が、その頃火事のある度毎に、周智郡春野町の秋葉神社に、四十余㌔の道を、草鞋ばきで歩いて往復して、必ず参拝するという慣い(ならい)であるのを思い出して、
「庄屋様、こうなされては…」
「え、どうと…」
「この村の中に、秋葉山の大鳥居を建てて、そこを秋葉神社の前として、村人が毎朝毎晩、拝むようになされましては」
「おお、それはいい考えじゃの。皆のもの如何で」
「結構な事で、そしたら、秋葉様のお陰で、火事もなくなりましょう程に」
 一同が賛成したので、庄屋は直ぐと、鳥居建設の為の、資金の募集にかかった。火事が多くて困っている時なので、金は程なく集まった。
 それで庄屋は、三州の岡崎へ行って、石工の石原庄七と、石原加兵衛に頼んだ。庄七も加兵衛も、その事情を聞くと、
「それは奇篤な事で、そう言う事なら、私達も一肌ぬぎましょう」
 と、勇んで、
「御注文の金で、倍のものを作ります。半分は私達が寄進するつもりで」
 と、協力して呉れた。
 そして張り切った二人の石工は、予定に数倍する大石を使って、大鳥居を作った。
 所で、この大石材を、岡崎から小松に運ぶのが、思いの外の難事業だった。
 先ず岡崎から矢作川を船で下って、渥美湾に出、そこから更に大きい船に積んで、伊良湖を廻って、今切れから浜名湖に入り、庄内の和地村に上陸したのであるが、まあここまではよかったが、これからが大変だった。和地の村から、吉野村を通って、三方原を越す事は、難事業中の難事業で、村中の者は総出で、この運搬に奉仕するのであった。
 (中略)
かくして、高さ七・三㍍、巾六㍍、円柱の周りニ・一㍍、まことに壮大な大鳥居は、小松の町の中ほどに、文政五年(一八ニニ年)五月に、目出度くも完成したのである。
 それで村人は、日夜参拝を怠らなかった。これがためか、当時この村には、火災はすっかり無くなったという事である。
 今も尚、浜北市小松の町の中央に、
「秋葉の大鳥居」
 として、毅然としてそびえている。

・御手洗清『続 遠州伝説集』昭和49年5月8日

実は、僕は前職この近くにある浜北営業所に通っていたことがありました。毎日見ていた鳥居なのですが、そんな由緒あるものとも思ってもいませんでした。
てんぐの小太鼓
のお陰で秋葉山の事を知り、この地域の宝も知ることが出来たのです。
何か、楽しいですなぁ♪

この日は近くで花火大会も。
とても贅沢をした気分になりました。



そんな今でも浜名区よりも浜北区、なんなら浜北市の方がしっくりくる男ないてゅが代表をしております
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